更新:

会社員におすすめの投資方法はこれ!

会社員におすすめの投資方法はこれ!

会社員として働いていると、給料もほとんど増えないので投資を始めようと考える方は多いと思います。
しかし投資は種類が多く、どれから始めると良いか最初はわからないです。
ここでは投資の始め方から、会社員におすすめの投資方法を紹介します。

 

 

投資の始め方
簡単に投資の始め方を紹介します。
FXはリスクが高すぎるため、まずは株やiDeCoなどができるネット証券で口座を作りましょう。
街でよく見る店舗型の証券会社は手数料が高いのでおすすめしません。
ネット証券はそれぞれ良し悪しがあるため、ランキングをご確認ください。

 

必要な書類は、免許証などの本人確認書類とマイナンバーカード(通知カード)です。
画像で用意しておけば、WEBからアップロードして申し込むこともできます。
口座開設する時は、口座の種類を「特定口座(源泉徴収あり)」を選びましょう。
それ以外は確定申告が必要になります。

 

会社員におすすめの投資方法

 

 

1.インデックス投資
インデックス投資は市場に連動して動く投資方法のことです。
投資信託の中のインデックスファンドを購入することになります。
投資信託は簡単に書くと、投資家からお金を集めてプロが代わりに運用する仕組みです。
運用には手数料(信託報酬)が掛かるため、考慮する必要があります。

 

インデックスファンドに対して、アクティブファンドがありますが
こちらはリスクが高く、信託報酬が高いので初心者は避けましょう。
人件費が多く掛かる分、運用成績も良い傾向があるため、チェックするのも良いかもしれません。

 

投資信託は詰め合わせパックのようなもので、株や債券などを組み合わせることでリスク分散をしています。
インデックスファンドの中でも商品はたくさんありますが、証券会社のページを見るとランキングが発表されています。
その中から、国内・先進国(日本以外)・新興国で分散して投資するのが良いと思います。
資産配分(ポートフォリオといいます)は考え方がたくさんありますが、
一般的には先進国の割合を増やすことで、リスクを減らすことができます。

 

また購入タイミングはいつでも良いですが、最初に一気に購入しないで定期的に積み立てていくことをオススメします。
これを「ドルコスト平均法」といってリスクを抑えるのに適した手法です。

 

2.iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCo(イデコ)は個人で行う年金ですが、会社員にとって節税に大きな効果があります。
ふるさと納税と同じように、所得税と住民税の節税が可能です。
iDeCoは毎月一定額を積み立てるのですが、全額控除に当てることができます。
企業年金に既に入っていても上乗せが可能ですし、もし資金に余裕があるなら老後のために加入しておきましょう。

 

節税効果を例として表すと
40歳の会社員(企業年金は未加入)の場合
節税額は年間82,800円、合計165万6000円にもなります。
しかも資産運用を行った場合、
最終的に積み立てた元本が552万円、運用益は393万3774円(運用利率5%)となり、合計945万3774円になります。
※楽天のシミュレーターより

 

iDeCoは運用益に対して課税されないため、非常にお得です。
通常の口座で同じことを行うと、運用益に対して20.315%の税金を払う必要があります。
つまり上の例だと、78万6755円が節税になる計算になります。

 

iDeCoは定期預金にすることも可能ですが、
運用益のメリットを考えると、もったいないと思います。

 

年金という性質上、60歳以上にならないと引き出すことができません。
ただ銀行で定期預金にまわすより、iDeCoを利用した方がほぼ確実にお得になります。

 

 

3.NISA(少額投資非課税制度)
NISA(ニーサ)とは投資金の上限が決まっており、運用益と配当金が非課税となる特別な口座です。
ネット証券に登録すると開設される口座とは別で作成しますが、同じようにサイト内から運用が可能です。

 

NISAには2種類あり、「一般NISA」と「つみたてNISA」があります。
どちらか一方しか利用できないためご注意ください。

 

どちらも投資可能な金額の上限があり、売却しても再利用することはできません。
また、上限に行かなかった投資枠は翌年に繰り越せません。

 

では2つのNISAを比較してみます。

 

■一般NISA
投資方法:投資信託、国内株、外国株
投資上限:年間120万円
非課税期間:5年
ロールオーバー:可能
※最大600万円の投資が可能

 

■つみたてNISA
投資方法:投資信託
投資上限:年間40万円
非課税期間:20年
ロールオーバー:不可能
※最大800万円の投資が可能

 

ロールオーバーとは、非課税期間を過ぎた資産を非課税枠に移動することです。
移動すると、その年の投資枠を埋めてしまうのでご注意ください。

 

どちらが良いかは使える金額によって決めるのが良いでしょう。
こつこつ少額で行うなら、つみたてNISAで投資信託です。
リスクが高くても、大きな利益を望める投資信託を選ぶのも良いかもしれません。

 

配当や株主優待を目的として一般NISAを行うのもオススメです。
株式投資を行うと、経済の勉強にもなります。

 

 

いかがだったでしょうか?
会社員がスキマ時間を使って行うなら、これらの投資がオススメです。
投資に慣れてきたら、さまざまな投資方法をチェックして挑戦してみましょう。