骨を強くする食べ物は?
骨を強くする、とは骨密度が高い丈夫な骨を作るということです。
骨を強くすれば、加齢に伴う骨粗鬆症や骨折などのリスクを減らすことができます。また将来、要介護や寝たきり状態になることを防ぐことに繋がります。
また骨を強くすることは関節軟骨のすり減りを抑える方法とも密接な関係があり、膝が痛くなるのを予防することに効果を発揮するでしょう。
骨を弱くする習慣とは?
たとえば牛乳やヨーグルトを全く食べない…
1日3食きちんと食べない…
スナック菓子ばかり食べている
肥満である
運動する習慣がない
上記に当てはまる数が多いほど骨が弱くなっている可能性があり、生活スタイルの改善が必要になります。
骨を丈夫にするにはカルシウム
骨はカルシウム、コラーゲンなどのタンパク質、リンなどから構成されていて、カルシウムは特に骨を硬く丈夫にします。
骨は血液中のカルシウムを取り込んで常に再生を繰り返しています。もしカルシウムが不足してしまうと、骨は自分を溶かしてでもカルシウムを補給しようとするのでさらなるカルシウム不足を引き起こします。
カルシウムは以下の食品に多く含まれます。
・牛乳、乳製品(ヨーグルト)
・大豆、大豆加工品(豆腐、おから、納豆)
・魚介類(干しエビ、小魚)
・野菜(モロヘイヤ、小松菜)
・海藻類(昆布、ひじき)
カルシウムの吸収をサポートする成分とは?
カルシウムを補給してもそのままだとただそこにあるだけで、骨に定着しません。カルシウムには一緒に摂取すると吸収や定着を促す効果のあるものがあります。
マグネシウム、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンC、タンパク質(コラーゲン)など。
骨を弱くする食べ物とは?
・リン
コンビニ弁当や外食など加工食品に多く含まれる栄養素のリン。体には必要な栄養素ですが、摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げます。
・塩分
塩分は摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げます。カルシウムが含まれる小魚やチーズなどは塩分も含まれるので、頑張って摂りすぎるとよくありません。
・アルコール
お酒も飲みすぎるとカルシウムの吸収を妨げます。お酒が好きで毎日食べている方はお気をつけください。