赤ら顔を隠す化粧下地はどうしたらいいの?
赤ら顔とは、主に頬の皮膚の下の血管が透けて見えるせいで人よりも、顔の赤みが目立ってしまう状態を指しますが、内科的または外科的な医療による治療以外にも、化粧下地で目立たなくすることができます。
ファンデーションなどで赤みを隠そうとするとどうしても厚塗りになってしまうので、化粧下地をうまく利用してカバーすることが重要です。
化粧下地の選び方で、最も重要なのは色選びです。
コントロールカラーと呼ばれる物で、顔全体ではなく、赤みが気になる部分のみに使用します。
赤みを自然に隠すことができるカラーは、イエローやグリーンです。
イエローのコントロールカラーは、赤みを消し色むらをカバーする効果があります。
もともとの肌の色が、黄みがかったイエローベースの方におすすめです。
イエローは、多少広範囲に塗ってしまっても違和感があまりないので、失敗が少ないカラーです。
グリーンのコントロールカラーは、赤い色を打ち消す効果があり、赤みを消すだけではなく、透明感もアップさせる効果もあります。
ただし、広範囲に塗ると顔色が悪く見えてしまうことがあるので、赤みが気になる部分のみに塗りましょう。
注意するポイントは、イエローベースの肌の方には浮いて見えてしまうことです。
肌の黄みが強い方には向かないかも知れません。
反対に、赤ら顔の方に向かないカラーは、ホワイト系のカラーやピンク系の化粧下地です。
これらのカラーは、赤みをさらに目立たせてしまうので避けた方が良いでしょう。
コントロールカラー以外にも、ツヤを出すタイプの化粧下地も赤みを目立たなくする効果があります。
パールが適度に入っている物を選ぶと、光で肌の色むらを飛ばしてカバーしてくれます。
肌が綺麗に見える効果もあるので、コントロールカラーと併用することもおすすめです。
赤ら顔をカバーするためには、塗り方も重要なポイントです。
赤ら顔は、肌への摩擦によって、さらに悪化してしまうことがあります。
カバーしたいからと強く塗り込むと、よけいに肌が赤くなってしまうので、優しく乗せるようにした方が良いでしょう。
肌に軽く伸ばしたら、あとはこすらずにタッピングするように乗せます。
この時、一度にたくさんの量を出さず、少量ずつ重ねるようにするとより効果的です。
色選びだけでなく、塗り方にも注意して肌を優しく扱うことも赤ら顔をカバーするためのポイントです。
これらを気を付ければ、化粧だけでも上手にカバーすることができます。