男性肌の特徴
男性の皆さんは、男性っと女性の肌で大きな異なる点があるというのをご存知でしょうか?
男性の多くはよく以下の経験をしたことがあると思います。
- 「昼頃になると顔がベトベトテカるする...。」
- 「ニキビがやっと薄くなってきたのに別の所に出来てる...!」
- 「学生の時の肌荒れが長く、今も悩んでる...。」
実は男性の肌は女性よりも繊細なのです!!
下記のデータは化粧品会社の「製薬会社のポーラ」がまとめた研究結果になります。
-中略-
20 代から 50 代の男性 45名を対象に、年間を通じて皮膚測定値(肌状態)とヒアリング(自覚肌性・スキンケア習慣)の両面から調査した結果、男性肌は皮脂が多く、皮膚バリア機能が低い(荒れ肌)傾向であり、皮脂ケアによるアプローチが有効であることがわかりました。一方で、男性肌は脂性肌一様ではないこともわかりました。
また、今回のヒアリング調査から、男性の半数以上が通年でテカリやべたつきを気にしており、保湿などのスキンケア(洗顔以外)が浸透しない要因の一つであることもわかりました。
つまり、男性の肌は女性よりも肌があれやすく、適切なスキンケアでなければ効果は低いということです。
Q.洗顔はたくさんしたほうが良いの?
皆さんのイメージでは「顔には吹き出物の原因となる皮脂があります。その皮脂が蓄積すると吹き出物になる」という考え方をお持ちの方もいらっしゃいます。
実はこれ間違った解釈の仕方なのです...!
本来皮脂というのは肌を外部の刺激からバリアの役割を果たしているもの。
つまり汚れや刺激を皮脂がキャッチし、洗顔をする際に汚れと皮脂が一緒に流れ落ちるという考え方です。
そして、皮脂が無いと脳が勝手に皮脂が少ないところに皮脂を分泌させる命令を出して、無意識に肌を外部の刺激から守っているのです。
先程の質問に戻りますが、「洗顔はたくさんしたほうが良いの?」という答えは...
NO!です。
洗うたびに皮脂の発生を促してしまうため、回数が多ければ多いほどベタベタなオイリー肌に繋がってしまう恐れがあるため、1日数十回も洗顔するのは返って逆効果に繋がってしまいます。
朝と夜の2回で十分ですので、過度の洗顔は控えましょう。
Q.乾燥肌でもないし保湿する必要がないんじゃないの?
こちらの質問もよく見かけますね。
確かに普段乾燥で悩まれていない方でしたら肌が乾燥しているというイメージがつかないかもしれません。
答えは「NO」です!
頻度は個人差がございますが成人男性であれば誰でも経験している【ヒゲ剃り】。
ヒゲ剃りは実は肌にとってかなり大きいダメージ...!
髭や産毛だけではなく必要な皮脂と潤いを保つ水分がなくなってしまい、いわばボロボロの無防備状態!
そこに大量の皮脂が分泌されてしまうと潤いがなくなってしまいヒゲ剃り後の肌の赤みや炎症、肌荒れに繋がってしまいます。
また男性の皮脂の分泌量は女性の3倍!
いかに繊細で日頃からスキンケアをしなければならないかは納得していただけたかと思います。
「乾燥肌じゃないから...」といってスキンケアを怠ってしまうと、将来後悔することに繋がってしまうので健康な肌の方も日頃から気をつけなければなりません。
Q.オイリー体質の人は皮脂を抑えられる事はできる?
安心してください。答えは...
抑えられることが可能です。
...といっても1日2日で簡単に皮脂をコントロールすることは少々難しいかもしれません。
というのも、皮脂は「食事」「生活習慣」「ストレス」が原因で過剰に発生することが分かっています。
つまり、肌荒れを起こさないように意識をするところから始めてみましょう!
スキンケア商品は化粧品の物が多く、健康的な肌を維持する事が目的、または
「すぐに治る」「1日で改善する」といった効果ではないので、皮脂が気になる方はまずはライフスタイルを見直してみてくださいね。