医薬品とサプリメントの違いは?

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医薬品とサプリメントの違いは?

医薬品

医薬品は特定の疾患と病気の予防、治療を目的としています。
成分内容と副作用、用法と用量に効果・効能について、品質と有効性、安全性の審査を通って厚生労働省から承認を受けたものです。

 

サプリメントと違い、予防や治療への効果・効能は高いですが副作用の恐れがあるので取扱いにも注意が必要です。

要指導医薬品

リスクが高い劇薬、あるいは医療用から一般用になって間もないためリスクが確定していない医薬品。

第1類医薬品

一般用医薬品の中で最も効果が高い。副作用が生じる恐れが高いので注意を要する。

第2類医薬品

薬剤師の説明は推奨されているが登録販売者の販売も可能。リスクが比較的高く、まれに副作用が生じるおそれがある。

第3類医薬品

リスクが比較的少なく、多少の注意を必要とするものです。

医薬部外品

厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されています。特定の疾患に対しての予防効果のみが認定されていて、治療というよりは防止・衛生を目的に作られています。

サプリメント(健康食品)

サプリメントはビタミンやミネラルなど健康の維持増進に役立つ特定の成分を濃縮し錠剤やカプセル状にしたもので、食事で不足している栄養素の補給や強化、疲労回復、美容やダイエットなど性別や年齢により目的は様々です。

 

身体に良いという意味で医薬品と似たイメージがありますが、実はその性質も認定方法も医薬品とは全く異なります。

 

薬事法上は薬として認定されてません。医薬品としての効果があるような宣伝は禁止されていて、治療と改善、治癒効果を謳うことはできません。

特定保健用食品(トクホ)

通称「トクホ」と呼ばれるもので、からだに影響を与える成分を含むことで、特定の効果を表示することが許された食品です。国から科学的根拠や有効性、安全性について許可されていて「体脂肪を減らすのを助ける」や、「脂肪の吸収を抑える」などの効果があるものです。

栄養機能食品

ビタミン、ミネラルなどの特定の栄養成分の補給のための食品です。栄養成分ごとに、一日当たりの摂取目安量の中に含まれる量の基準値(上限値と下限値)が、国によって定められており、その基準に当てはまっているもの。

機能性表示食品

食品の機能性(健康をサポートする働き)の科学的根拠を、企業が消費者庁に届け出ることで、企業の責任で商品パッケージに表示できるようになった食品です。